【歴史】Ｍ-１事件簿…今田耕司にオール巨人が公開説教「あんたが言わんほうがええよ」

デイリースポーツ

ＡＢＣテレビが、１２月２０日の「Ｍ－１グランプリ２０２０」に関して、審査員は３年連続となる、上沼恵美子、松本人志、オール巨人、中川家・礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之の７人が務め、司会もおなじみの今田耕司と上戸彩のコンビで進行すると発表した。

近年も誰に落ちるか分からない上沼の公開説教や激怒審査、１８年大会では終了後に芸人が上沼への暴言をネット放送する「右のオバハン事件」も発生。

昨年大会では、司会の今田がネタ披露した和牛に「ツッコミやのにボケというか、なんか今までと違う感じの」と語りかけたが、その後にオール巨人が「で、今田君、ボケとツッコミ両方やってるとか、そういうことは、あんたは言わんほうがええよ。それは僕らが言うから」と指摘した。

今田は「さすが巨人師匠、ブレない審査」と返したが、ネット上は「公開説教」「怖い」と話題となり、芸人界もザワついた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c45a8732322aa851625468ed63c80507de64e3a3

今田耕司、オール巨人“M-1公開説教”時の心境語る

この日、お笑いコンビ・ダイアンが23日放送のラジオ番組中、今田がオール巨人に“説教”されたことを話し、そ
れがネットニュースになったという話になった際、

今田が「そうや、お前ラジオで、巨人師匠にオレが怒られたの蒸し返さんといてや！ オレものすごい生放送で怒られたんやから！
『君は、そんなん言わんでええ』みたいな。めちゃくちゃ恥ずかしかった」とクレーム。

そして「（M-1では）オレもテンション上がってやな、『去年とまた違うパターン来たかな、和牛』思って。はしゃぎすぎたらビシッ言われた」
と振り返り、「さすが巨人師匠や。ブレへんな。あれはオレが悪かった。行きすぎたね、ちょっと。司会を越えてもうた」と反省した。

さらに「やっぱり吉本に巨人師匠っていうのが、いかに必要か。なかなか怒ってくれる人おれへんよ、ほんまやで。恥ずかしかったわ。
ネタなんて見られへんかったもん」と、きちっと“怒ってくれる人”の大きさ、大切さを説く今田だった。

ちなみに、「M-1」の本番前、「（一緒に司会をした）上戸彩ちゃんが『緊張とかしないんですか？ すごいですね』みたいな。
『いやいや、まあ生放送は始まったら終わるからな』（今田）、『かっこいい！かっこいい！』（上戸）とか言われてたのに、
蓋開けたら師匠に怒られてもうて。恥ずかしいわぁ」と、放送に乗らないところで、そうしたやり取りもあったという。