ミルクボーイ「うちの兄貴が思い出せへんゲームがあるんやけど～」

「「どうも～ミルクボーイです！」」

内海「あ～、ありがとうございます！え～たった今ね、抜いたばかりの乳歯をいただきましたけどもね」

内海「ありがとうございます、こんなんなんぼあってもいいですからね～いうとりますけどもね」

駒場「突然なんやけど、うちの兄貴がハマってるゲームがあるらしんやけど」

内海「そうなん、まぁ～ようあるやろうけどね」

駒場「それがそのゲームの名前忘れてしまったらしいねん」

内海「ハマってるのにタイトル忘れるってどういう事やねん！」

駒場「色々聞いては見たんやけど、分かれへんねんらしいねん」

内海「ほんならね、俺がそのゲーム当てたるからどんな特徴やったか教えてみてよ～」

駒場「色んな帽子のおっさんとか亀や恐竜が車に乗って競争するゲームやって言うてたんやけど」

内海「へぇ～それはマリオカートちゃうかな？その特徴は完全にマリオカートや、すぐ分かったよそんなもん」

駒場「俺もマリオカートや思うたんけどな、うちの兄貴が言うには、携帯でも見ながらのんびりできるゲームやって言うねんな」

内海「ほなマリオカートと違うか～、マリオカートしてる時に余所見なんか絶対できひんもんね」

内海「マリオカートのキャラは散歩中の愛犬ぐらい目離せないもんね、コントローラーはあれはリードでキャラの首引っ張ってんと一緒なのよ～マリオカートってそういうもんやから」

内海「ほならマリオカートと違うがなそれ、もうちょっと詳しく教えてくれる～？」

駒場「なんでも、序盤の争いはほとんど意味がないらしい」

内海「マリオカートやないかい！」

内海「マリオカートは前半頑張ってもほとんど保険になれへんのよ！」

内海「芸人と同じで最初から跳ねるやつ後半引きずり降ろされんねん！その間ケツのほうでコツコツコインを集めるのを俺は下積み時代って呼んでるからね！」

内海「やっぱマリオカートやそんなもんは！」

駒場「分かれへんねん、でも」

内海「なにが分かれへんねん！」

駒場「うちの兄貴いわく誕生日プレゼントにそのゲームを貰ったら嬉しいらしいねん」

内海「ほなマリオカートちゃうやないかい！」

内海「マリオカートは最初の誕生日でゲーム機を買うてもらって次の記念日までには絶対手中に収まってんのよ！」

内海「欲しなくても身内が勝手に棚に加えてるゲームやからね、マリオカートは！」

内海「もうちょっとなんか言ってなかった？！」

駒場「仲良くなって間もない友達と一緒にやるべきゲームらしいねん」

内海「ほならマリオカートやがな！」

内海「マリオカートと桃鉄をやってキレへん友達は信用できるのよ！」

内海「関係の浅い知り合いのパーティにマリオカートでも持ち込もうものなら帰りにカセット叩き割られるもんね！」

内海「マリオカートで決定や！それはもうマリオカートや！」

駒場「いやまだ分かれへんねん」

内海「なんで分かれへんのそれで！」

駒場「俺もマリオカートや思てんけどな、うちの兄貴が言うには星が頼りになるらしいねんて」

内海「マリオカートちゃうやないか！」

内海「スターは下位で引いたときがとにかく頼りないんやからあれは！」

内海「加速の速さが微妙すぎて前のやつを追い越せた覚えがないねん！」

内海「スター状態は後ろのキラーにエールを送る為に元気に発光してると俺は睨んでるのよ！せやから毎回輝きが途絶えたタイミングで攻撃されんねん！」

内海「俺の目はゲッソーでも誤魔化せへんよ！俺はなんでもお見通しやねんからな！」

内海「というかゲッソーは誰の目も誤魔化せた事がないのよ！」

駒場「毎シリーズ絶対に知らないキャラが参戦してるらしい」

内海「マリオカートやないかい！」

内海「ロボットもファンキーコングもあれはマリオカートのオリキャラなんやから！キャプテン・ファルコンもスマブラのオリキャラなのよ！」

内海「マリオにとってライバルのドンキーですらない知らないゴリラに抜かされていい顔されるのは心中穏やかではないだろうね！」

駒場「でも兄貴が言うにはどのコースも造り込みが細かいんやって」

内海「ほなマリオカートちゃうやないかい！」

内海「ベビィパークがある限りその評価は絶対得られへんわ！ベビィパークは制作者の怠慢から産まれたコースなんやから！数合わせで登録されてんねんあれは！」

駒場「走ってる最中どんな状況なのか誰も分からんらしい」

内海「ベビィパークやないかい！」

内海「ベビィパークは誰が何位かも分からんまま勝手にレースが終わってんのよ！1位ですらなんで自分が1位なのか分かってないんやから！」

内海「マリオカートやもう！マリオカートに決まり！」

駒場「分からへんのよ」

内海「分からへんことはない！兄貴のハマってるゲームはマリオカート！」

駒場「兄貴が言うにはマリオカートじゃないらしいのよ」

内海「ほならマリオカートちゃうやないかい！」

内海「兄貴がマリオカートでないと言うならそれは絶対マリオカートと違うわ！」

駒場「そやねん」

内海「先言えよ！俺がベビィパークの0作ってるときどう思ってたん？」

駒場「申し訳ないな～って」

内海「ほんまに分かれへんわ、どうなってんねん」

駒場「でもおとんが言うにはリズム天国ちゃうかって」

内海「絶対ちゃうやろ！」

内海「どうも、ありがとうございました～」