ヒコロヒー、先輩女性芸人に怒られて「ビンタされた」過去

クランクイン！

その中で、ヒコロヒーも20歳の頃の話で、芸人になりたての頃に先輩芸人に怒られたエピソードを披露。ヒコロヒーの所属事務所・松竹芸能は当時、大阪に拠点を構えており、ヒコロヒーら若手には、観光スポットである通天閣付近で“法被”を着て、客の呼び込みをするという役割があった。寄席を行っている劇場へ来てもらうのが目的だ。

しかしヒコロヒーはそのときに着用する、背中に「ハッピ」と書かれている法被を着て呼び込みをするのがどうしても嫌で、その“法被隊”に加わるのを拒んでいたという。

するとある日、1人の先輩女性芸人に呼び出されたヒコロヒー。身長が140cmほどの小柄な彼女に「あんたなんで法被隊せぇへんの？」と問われたヒコロヒーは、「すいません、ちょっと法被隊はやりたくないんです」とごまかそうとするも彼女は、「あんた以外の人はみんなやってんねや。法被隊をやることによって芸人としてのイロハを覚えていく」と続けた。それでも「やりたくないんです」「法被隊やるくらいなら、お笑い辞めます！」と拒み続けたヒコロヒー。

この会話の間、ヒコロヒーはずっと先輩芸人の顔を見ないで下を向いていたが、パッと顔を上げると、そこには先輩芸人が手を振り上げて構えており、ヒコロヒーは「ビンタされました」。

これには爆笑問題らも爆笑。これによりヒコロヒーは「次の日、法被隊しました」とあっさり従ったことを話し、スタジオは笑いに包まれていた。